2023/12/26 00:00

もうすぐ今年も終わりですね。1月の誕生石はガーネットです。
他の月は誕生石は数種類あるのに、一月は赤いガーネットだけかぁ、と少し寂しい気持ちになっている方もおられると思いますが、ガーネットは実は種類色々あります。その解説は「【徹底解説】1月の誕生石ガーネットの種類と魅力」で紹介していますのでぜひご覧下さい。ガーネットの種類が多くてびっくりされると思います誕生日石は一日ごとに決められているものです。本日は1月の誕生日石について1日づつ紹介していきますね


1月1日の誕生日石は琅玕(ろうかん)
琅玕(ろうかん)とは最高級のヒスイのことです。ヒスイは一般的には不透明なものが多いですが、琅玕(ろうかん)と呼ばれるものは、透明感が高く、テリがあり、濃いエメラルドグリーンのものです。


1月2日の誕生日石はランドスケープアゲート
アゲートは和名で瑪瑙(めのう)アゲートに含まれる内包物が風景画のように見えるものをランドスケープアゲートと呼びます。自然にできた絵画なんですね。 

1月3日の誕生日石はロードクロサイト
ローズピンク色のものが一般的です。ロードクロサイトの中で、半透明~不透明で断面に白色のしま模様が入っているものはインカローズと呼ばれています

1月4日の誕生日石はクリソコラ(クリソコーラ)の原石
クリソコラはギリシャ哲学者、テオフラストスによって名づけられたといわれる宝石で、トルコ石に似た見た目をしています。

1月5日の誕生日石はジルコン
名前が似ていることからキュービックジルコニアと混同されがちなジルコン。実際は、44億年前に生まれた世界最古の鉱物といわれている、歴史ある宝石です。ジルコンは、屈折率と分散率が高く、ダイヤモンドに似た強い煌めきを見せることから、無色で透明のものはかつてはダイヤモンドの代替品として使われていたこともあるそうです。
色は、カラーレスのものの他に、青・黄色・赤・茶など様々なものがあり、人気が高いのはブルージルコンです。


1月6日の誕生日石はスターガーネット
光を当てるとまるで星がキラリと光っているように見える現象のことを、スター効果といいます。そしてガーネットの中でこのスター効果をもつものがスターガーネットです


1月 7日の誕生日石 アンモライト
化石化したアンモナイトの貝殻の外套膜からでき、オパールのような虹色の輝きをもった宝石をアンモライトと呼びます。恐竜と同じ時期に絶滅したといわれる生物がこんな美しい形で現代に現れるとは、自然の神秘を感じさせられます。

1月 8日の誕生日石 グリーントルマリン
グリーントルマリンは、その名のとおり、緑色のトルマリンのこと。
緑色といっても、薄い黄緑色から濃い緑色まで存在しますので、好みの色を探すのも楽しいかもしれませんね


1月 9日の誕生日石 ブラックトルマリン

1月 10日の誕生日石 ハーキマーダイヤモンド
ハーキマーダイヤモンドは、「ダイヤモンド」と名がついていますが、実際はロッククリスタル(水晶)の一種です

1月 11日の誕生日石 ヘマタイト原石
語源はギリシャ語の”血”を意味する言葉からきているそうで、かつては「ブラッドストーン」と呼ばれていたこともあるそうです。

1月 12日の誕生日石 ソーダライト
ソーダライトと聞くと馴染みがない方も多いかもしれませんが、ラピスラズリの主成分の一つ、と聞けば何となく親近感がわくでしょう
ラピスラズリに似た不透明なものが多いですが、透明度の高いものが産出されることもあり、それらは「インペリアルソーダライト」と呼ばれています


1月 13日の誕生日石 ロードナイト原石
和名は薔薇輝石。ロードナイトは、不透明なピンク~レッドの地色に黒い模様があるものが殆どです

1月 14日の誕生日石 ライスパール
お米のような形をしているパールのことで淡水パールの一種です。
自由な形で成長し、その結果しずく型やお米の様な形になったりするそうです。球状じゃない、ほっこりとした見た目がとても愛らしいです



1月 15日の誕生日石 インドスタールビー
星の様な6条の筋が入っていて、スターの輝きを見る事ができます。インドで採れるスタールビーのことを指しますが、流通量が多く比較的安価で手に入れることができるそうです。

1月 16日の誕生日石 ブルームーンストーン
ぼんやりと青白い光を放つムーンストーンのことを指しますが、唯一の産地といわれていた鉱山が閉山してしまったため、本来のブルームーンストーンは現在では殆ど流通していないといわれています。


1月 17日の誕生日石 不透明琥珀
琥珀は長い年月をかけて樹脂が固まってできた宝石です。琥珀の色彩には、透き通っているものと不透明なものがあります。中に虫や植物が閉じ込められたものもあったりして、個性豊かでとても面白い宝石だと思います。

1月 18日の誕生日石 ネフライト
翡翠とよく似た外観をもち、かつては同じ鉱物だと思われていた宝石です。中国で古くから愛されており、白色をした「羊脂玉」は、時にジェダイトよりも高い価値をつけられることもあるといわれています。

1月 19日の誕生日石 ビックスバイト
レッドベリルの別名です。レッドベリルは実は最初「ビックスバイ」と名付けられました。既に、「Bixbyite」という別の鉱物があり、紛らわしいということで、改名されたといわれています。エメラルドと同じベリルに属すことから、レッドエメラルドと呼ばれることもあるそうです。

1月 20日の誕生日石 スノーフレークオブシディアン
天然ガラスである黒曜石(オブシディアン)にクリストバライト(方珪石)が結晶化することで雪の結晶のような斑点模様になったものです

ただ、産出量が少ない上に、元々インクルージョンが多い特徴もあることから、発色が良くインクルージョンも少ないものは高値で取引されると聞きます。

1月 21日の誕生日石 テクタイト
巨大な隕石が落下した際の衝撃とともに起きた現象の重なりによって生まれた、天然ガラスだと考えられています。地表に散らばった状態で発見されることから昔は謎が多い石とされ、色んな論争を生んだといわれています。隕石ではないかという説もあったそうです。


1月 22日の誕生日石 スターベリル
ベリルの中で、光を当てると複数の線条が出現する光学現象である、スター効果をもつものがスターベリルです。「スターベリル」という名前で販売されることもありますが、色合いがはっきりしているものは名前が変わりますので、スターエメラルドやスターアクアマリンなどで探した方が見つかりやすいです。

1月 23日の誕生日石 アレキタイプガーネット
アレキタイプガーネットとは、異なる光(太陽光と白熱灯など)の下で見た時に違う色に見えるカラーチェンジ効果をもつガーネットのことです。一般的には、カラーチェンジガーネットと呼ばれますが、この性質をもつ最も代表的な宝石がアレキサンドライトであることから、似た色合いを示すものは、アレキタイプを付けて呼ばれることもあります。

1月 24日の誕生日石 ミルキークォーツ
白くミルキーな色合いのクォーツ(水晶)のことです。和名もそのまま乳色石といいます。

1月 25日の誕生日石 サードオニキス
サードニクスとも呼ばれます。メノウ(アゲート)の一種で赤色や橙色と白色の縞模様をもつ宝石です。同じ色合いで縞模様のないものはサードと呼ばれます。装飾品やカメオなどに使われることも多いです

1月 26日の誕生日石 パイロープガーネット
パイロープはギリシャ語で”炎の様な””燃え立つような”という意味をもつそうです。故ヴィクトリア女王が愛用したことからヨーロッパで大流行し、それがきっかけでボヘミアングラスカットの技術がつくられたといわれています。

1月 27日の誕生日石 アルマンディンガーネット原石(母岩付)
アルマンディンガーネットは、古くから宝飾品に使われていて、象嵌としても重宝され王家の紋章として使われていた歴史もあるそうです。
採石量も豊富で安価に入手することも可能なため、天然石ショップで見かけることも多いです。

1月 28日の誕生日石 ピンクトパーズ
トパーズといえば黄色!と思いますが、実は様々な色合いのものが存在し、ピンク色をしたものがその名のとおり、ピンクトパーズです。
天然でピンク色をしたものは少ないことから、市場に出回っているものの多くは加熱処理したものだといわれています。

1月 29日の誕生日石 クリスタルクォーツ
和名では石英や水晶と呼ばれます。クォーツの中で無色で透明なものをクリスタルクォーツやロッククリスタルと呼びます。
魔法使いや占い師がもつ丸い水晶というとイメージしやすいでしょうか。


1月 30日の誕生日石 パーティーカラードフローライト
レインボーフローライトともいい、1つの結晶内に複数の色がみられるものです。フローライトはカラーバリエーションが豊富なため、色の組み合わせも沢山あり見ているだけでも楽しい宝石です。

1月 31日の誕生日石 アレキサンドライトキャッツアイ
クリソベリルの中で変色効果を示すものをアレキサンドライトと呼び、その中でもキャッツアイ効果を示すものをアレキサンドライトキャッツアイと呼びます。キャッツアイ効果とは、光を当てると石に猫の目の様な一条の光の筋が現れる光学現象のことです。アレキサンドライトキャッツアイはとても希少なため、高値で取引されることの多い宝石です。