2023/07/20 09:00

パライバトルマリンを最初にブラジルから日本に持ち帰ったのは、日本の宝石業者である「ミツハシ」(Mitsubishi)と言われています。1989年に、ミツハシのジュエリーデザイナーである山内勝彦氏がブラジルのパライバ州を訪れ、パライバトルマリンの鉱山から直接買い付けを行いました。この買い付けによって、ミツハシは日本で最初にパライバトルマリンを取り扱う業者となりました。

ミツハシはその後、パライバトルマリンを使用した独自のジュエリーコレクションを展開し、その美しさと希少性が評価されました。この買い付けと取り組みによって、日本の宝石業界とパライバトルマリンの関係が始まりました。

なお、その後も他の日本の宝石業者やブランドもパライバトルマリンの買い付けを行い、展示や販売を行っています。しかし、最初にブラジルからパライバトルマリンを持ち帰ったのは、ミツハシが先駆けとなります。


パライバトルマリンの人気とブームは、主に日本で高まっていますが、世界的にも注目されている宝石です。パライバトルマリンは非常に希少で、その美しい青色と蛍光効果が特徴です。この宝石が最初に発見されたのは1980年代にブラジルのパライバ州です。

日本でのブームは、パライバトルマリンの鮮やかなブルーグリーンの色合いと希少性に魅了された人々によって牽引されおり今現在もジュエリー好き、宝石ルース市場で高価で人気を博しています。

さらにメディアに取り上げられたことも、その人気を後押ししています

最近では他の国々でもパライバトルマリンの人気が広がっています。
特にアジア諸国や北米、欧州などで需要が高まっており、価格も上昇している傾向が続いています

パライバトルマリンの人気とブームは日本を中心に起こっていますが、世界的にも注目されており、他の国々でも需要が高まっていると言えますね。


=パライバトルマリンは硬度も高い=

パライバトルマリンは、モース硬度が7.5から8と比較的高い硬度を持っています。この硬度は、日常的な使用においては比較的耐久性があります。一般的に、モース硬度が7以上の宝石は、ジュエリーとして使用するのに適していると考えられています。

ただし、硬度が高いといっても、パライバトルマリンはダイヤモンドやサファイアと比べると傷がつきやすいです。

=パライバトルマリンと他のトルマリンとの違い=

色: パライバトルマリンは、鮮やかなブルーグリーンの色合いが特徴です。一方、他のトルマリンはピンク、グリーン、イエロー、ブルーなど、さまざまな色が存在します。パライバトルマリンの特徴的な色は、他のトルマリンとは異なります。

蛍光効果: パライバトルマリンは、蛍光効果があります。特にUVライトの下で強く輝くことが特徴です。他のトルマリンには蛍光効果があるものもありますが、パライバトルマリンほど強い蛍光を持つものは稀です。

希少性と産地: パライバトルマリンは非常に希少な宝石であり、その産出量は限られています。主な産地はブラジルのパライバ州です。一方、他のトルマリンは世界中で比較的広範囲に産出されます。

価値: パライバトルマリンは、その希少性と美しさにより高い価値を持っています。他のトルマリンには幅広い品質やバリエーションがありますので、価格もバリエーション豊かです

色安定性: パライバトルマリンは、特に長時間の日光や熱にさらされると色が変化することがあります。そのため、パライバトルマリンのジュエリーを保管や使用する際には、注意が必要です。他のトルマリンにも色の変化がある場合がありますが、パライバトルマリンほど敏感ではありません。

パライバトルマリンは他のトルマリンとは区別される存在となっています。


=パライバトルマリンは地球上でここだけ=
地理的要因: パライバ州はブラジルの東部に位置し、地球上で珍しい地質学的条件を備えています。パライバトルマリンの鉱床は、この地域でのみ形成される特殊な岩石で見つかります。他の地域では同様の地質条件が存在しないため、パライバトルマリンの採掘は制限されています。

独特な鮮やかな色: パライバトルマリンはその美しい青緑色で知られています。この色は、鉄やマンガンなどの微量の元素によって引き起こされる光の効果です。パライバ州の地下に存在する特定の鉱床は、この特別な色を生み出す要素を含んでいます。他の地域で同じ色合いのトルマリンを見つけることは非常に困難です。

市場価値と需要: パライバトルマリンは非常に希少であり、その鮮やかな色合いから世界中で高い需要があります。この希少性と美しさにより、パライバトルマリンは非常に高い市場価値を持っています。

=パライバトルマリンと似ている宝石=
注)パライバトルマリンの鮮やかさや色の個性は特別であり、他の宝石とは区別されます
ナイジェリア: ナイジェリアは、ブラジルのパライバ州に次いで有名なトルマリンの産地です。ナイジェリアのカダナ州やオヨ州などで、青緑色やブルーグリーンのトルマリンが産出されます。

モザンビーク: モザンビークでもトルマリンが採掘され、美しい色合いのものが存在します。特に、モザンビークのニアサ州やザンベジア州で青緑色のトルマリンが見られます。

グリーントルマリン: パライバトルマリンと同様に、グリーントルマリンも鮮やかな緑色を持っています。ただし、パライバトルマリンほどの色の鮮やかさや明るさはありません。

これらの地域で産出されるトルマリンの色合いや品質がパライバトルマリンに完全に匹敵するわけではありません。パライバトルマリンの鮮やかな色合いと希少性は特に顕著であり、その他の産地のトルマリンとは区別されます。

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