2026/08/25 00:00
淡い黄色から黄金色に輝く、神秘的な天然ガラス「リビアングラス」。
隕石との深い関係があると考えられていることから、鉱物好きだけでなく、パワーストーンとしても注目されています。
今回は、リビアングラスの特徴や隕石との関係、意味・効果、モルダバイトとの違いまで、分かりやすくご紹
介します。
1. リビアングラスとは?
リビアングラスは、エジプト西部からリビア東部にかけて広がる砂漠地帯で見つかる、淡い黄色から黄金色をした天然ガラスです。
約2900万年前に形成されたと考えられており、透明感のある美しい色合いから、天然石やアクセサリーとしても人気があります。
一般的な鉱物とは少し異なり、自然界で生まれたガラス質の物質という点も大きな特徴です。
2. なぜ「隕石の石」と呼ばれるのか
リビアングラスは、約2900万年前に隕石の衝突、または隕石による非常に強い熱によって砂漠の砂が溶け、ガラス化して生まれたと考えられています。
そのため「隕石が生んだ天然ガラス」として紹介されることも多く、宇宙とのつながりを感じさせる特別な存在として人気があります。
ただし、形成の詳しい仕組みについては研究が続いており、すべてが完全に解明されているわけではありません。

3. リビアングラスに込められる意味・効果
リビアングラスは、パワーストーンの世界では「変化」「前進」「直感力」などを象徴する石として紹介されることがあります。
新しいことを始めたい時や、気持ちを切り替えて一歩踏み出したい時のお守りとして選ばれることもあります。
また、隕石との関係から「宇宙のエネルギーを感じる石」として神秘的な人気を集めています。
○ツタンカーメン王も身につけていた?
リビアングラスの有名な逸話として知られているのが、古代エジプトのツタンカーメン王です。
ツタンカーメン王の墓から発見された胸飾りには、リビアングラスから作られた黄色いスカラベが使用されています。
古代エジプトでスカラベは「再生」や「復活」を象徴する特別な存在でした。
約2900万年前に生まれた天然ガラスが、古代エジプトの王の装飾品となり、現代まで残っている――そう考えると、リビアングラスが神秘的な石として人気を集めるのも納得できるのではないでしょうか。
4. モルダバイトとの違い
リビアングラスとよく比較されるのが、緑色の天然ガラス「モルダバイト」です。
どちらも隕石衝突に関連して生まれたと考えられていますが、リビアングラスは主にエジプト周辺で見つかり、黄色から黄金色をしているのが特徴です。
一方、モルダバイトはチェコ周辺で産出し、深い緑色をしています。
色や産地が大きく異なるため、見た目の好みで選ぶのも楽しみ方のひとつです。
○希少性が高く、価格も高価に
リビアングラスは限られた地域で見つかる希少な天然ガラスで、現在では品質の良いものほど高値で取引されています。
特に透明度が高く、美しい黄色をしたものや、大きさのあるものは価格が高くなる傾向があります。
気軽に楽しめる小さな原石もありますが、宝石質のルースやアクセサリーになると、決して安価な天然石ではありません。
隕石との関係、古代エジプトの逸話、そして独特の黄金色。
リビアングラスは、天然石としての美しさだけでなく、その背景にある物語も魅力のひとつです。
希少性の高い素材だからこそ、気になるものとの出会いは一期一会。
キーテールでも、リビアングラスを使用したアイテムをご紹介しています。気になる方は、ぜひお気に入りの一点を探してみてください。

