2026/05/28 00:00
鉱物イベントへ出店していると、
毎回少しずつ“顔馴染み”の出品者さんが増えてきます。
「最近この石、高くなりましたよね」
「その鉱物、実物すごく綺麗ですね」
そんな会話から始まり、
気づけば産地の話や流通、鉱物の歴史まで、
色々なことを教えていただく機会があります。
今回特に印象的だったのが、
“北海道の石”についてのお話。
なんと最近、
北海道で新たにオパール系の鉱物が話題になっているそうで、
「北海道オパール」という名前も少しずつ耳にするようになってきました。
オーストラリア産のイメージが強いオパールですが、
日本国内、それも北海道でこうした話題が出ているというのは、
鉱物好きとしてかなり興味深い話です。
実際、
鉱物イベントでは
「最近この産地が注目されている」
「新しく見つかった石がある」
といった“現場ならでは”の情報を聞けることがあります。
ネットではまだ情報が少ない段階でも、
鉱物業界の方々の間では既に話題になっていることもあり、
そういう空気感を直接感じられるのも、
イベント出店の面白さだと感じています。

北海道オパールと「北海道石(hokkaidoite)」の話
今回、鉱物イベントで出店者さんから教えていただいて特に印象に残ったのが、
「北海道オパール」と呼ばれる国産オパールのお話でした。
特に北海道鹿追町や愛別町で見つかる一部のオパールには、
「北海道石(hokkaidoite)」という新鉱物が微細結晶として含まれているとのこと。
この北海道石は、
2020年代に新鉱物として認定された比較的新しい鉱物で、
日本では珍しい“有機鉱物”の一種として注目されているそうです。
さらに特徴的なのが、
紫外線ライトを当てると強い蛍光を見せるという点。
然別オパールと「北海道石」の話
今回、鉱物イベントで出品者さんから教えていただいて特に印象に残ったのが、
北海道鹿追町・然別湖周辺でしか産出しない「然別オパール」のお話でした。
北海道石は、
2023年1月に北海道で発見・認定された新種鉱物。
新鉱物の発見というだけでも大きな話題ですが、
実は長年“謎”とされていた
「蛍光する北海道オパール」の秘密にも関係しているそうです。
以前から北海道では、
遊色効果は少ないものの、
紫外線ライトで美しく蛍光する特殊なオパールが産出することで知られていました。
それが「北海道オパール」と呼ばれる石です。
特にブラックライトを当てた時の発色が美しく、
黄色・オレンジ・緑・青など、
幻想的な蛍光を楽しめることから、
鉱物好きの間では根強い人気があるそうです。
そして近年、
その北海道オパールの中に含まれていた鉱物が、
新鉱物「北海道石(hokkaidoite)」として認定されました。
北海道石は紫外線を当てると、
鮮やかなネオングリーンに蛍光するのが大きな特徴。
ただ、
北海道石だけを単独で取り出すのは非常に難しく、
通常は北海道オパールの一部として存在しているとのことでした。
さらに産地は保護対象となっており、
採取制限などもあるため、
市場に流通する量はごくわずか。
聞いたお話では、
年々注目度も高まり、
価格も少しずつ上がってきているそうです。
こうした“まだあまり知られていない鉱物の話”を聞けるのも、
鉱物イベントならではの面白さだと感じています。
