2025/10/10 00:00
黒曜石=オブシディアンは、古代から魔除けのお守り石として親しまれてきた天然石。ここ最近はSNSライブや動画配信で紹介されることも多く、人気が再熱しているようです。神秘的な輝きと手に取りやすい価格で、ファッションアクセサリーとしても注目を集めています。
◼︎黒曜石(オブシディアン)とは?
最近は「オブシディアン」という名前でジュエリーやアクセサリーに使われることが増えています。けれども実はこれは、日本語でいう「黒曜石(こくようせき)」のこと。教科書にも登場するほど古くから存在し、縄文時代には矢じりやナイフなどの石器として日常生活に欠かせない役割を果たしていました。
◼︎縄文時代から続く「特別な石」
黒曜石はマグマが急冷して生まれる天然のガラス。鋭く割れる性質から道具に利用されただけでなく、祭祀や呪術的な儀式でも大切に扱われました。古代人にとって黒曜石は「実用」と「信仰」の両方で価値ある石だったのです。
◼︎現代での呼び名「オブシディアン」
現代のジュエリー市場では「オブシディアン(Obsidian)」と呼ばれることが多く、英語名がそのままブランド感を演出しています。しかし本質は昔と変わらない黒曜石。時代を超えて人々を魅了し続ける不思議な石といえるでしょう。
◻︎黒曜石の石言葉と意味・効果
魔除け・邪気払い:古来より邪悪を退ける守護石
真実を見抜く力:心を映す鏡とされる
精神の安定:感情を落ち着け、冷静な判断を助ける
自己成長のサポート:潜在意識を目覚めさせる石

なぜ黒曜石(オブシディアン)の人気が再熱しているのか?
◼︎SNSライブや動画配信での紹介
黒曜石は、その漆黒の輝きや、光の加減で浮かび上がるゴールデン・レインボーの光彩がとても映える石です。
最近ではSNSライブや動画配信で紹介される機会も多く、カメラ越しでも存在感が伝わることから、「気になる!」「欲しい!」という声が広がっています。
◻︎ファッションアイテムとしての存在感
黒曜石はシンプルでありながら強いインパクトを持ち、どんなコーディネートにも合わせやすいのが魅力です。
モード系やゴシック系のファッションはもちろん、シックな大人の装いにもすっと馴染みます。
特に「黒薔薇モチーフ」や「病みかわ」テイストとの相性は抜群で、若い世代からも支持されています。
◻︎手に取りやすい価格と入門石としての魅力
ダイヤモンドやルビーのような宝石に比べると、黒曜石は手に入れやすい価格帯でありながら存在感のある輝きを楽しめます。
初めて天然石ジュエリーを選ぶ方にとっては「気軽に身につけられるお守り石」としても最適。
贈り物としても選びやすく、幅広い世代に人気が広がっているのも頷けます。
✴︎黒曜石(オブシディアン)の種類と魅力
黒曜石とひと口に言っても、その姿は一様ではありません。
ジュエリー春日でも仕入れの際、光を当てて「これはブラック?それともゴールデン寄り?」と確認することがあるほど、バリエーション豊かです。
ラックオブシディアン|漆黒の定番
最もよく知られているのが、真っ黒な「ブラックオブシディアン」。
ガラス質の輝きと深みのある黒色は、シンプルでありながら強い存在感を放ちます。
魔除けのお守りとして古来から使われてきたのも、このタイプ。ジュエリーとしては「黒一色の潔さ」が好まれる傾向にあります。
ゴールデンオブシディアン|金色の輝き
光を当てると、表面に金色の光沢が浮かび上がるのが「ゴールデンオブシディアン」。
ブラックの中にゴールドが差すことで、どこか神秘的で高貴な雰囲気を感じさせます。
お客様の中には「金運のお守りとして身につけたい」とおっしゃる方も多く、縁起物として人気の高い種類です。
レインボーオブシディアン|角度で変わる光彩
最も幻想的なのが「レインボーオブシディアン」。
光の角度によって緑・紫・赤・青といった虹色の模様が浮かび上がります。
磨きの方向や厚みによって現れる色が変わるため、同じ石でも一つとして同じ表情がないのが魅力。
石好きの方には「探す楽しみ」「一期一会の出会い」を感じていただける種類です。
黒曜石=オブシディアンは、縄文時代から人々の生活と信仰を支えてきた特別な石。
その歴史は古くても、ここ最近はSNSや動画配信をきっかけに人気が再熱し、お守り石としてだけでなくファッションアクセサリーとしても注目を集めています。
ブラックの漆黒、ゴールデンの光沢、レインボーの幻想的な輝き
一つひとつの石が違う表情を持ち、選ぶ楽しさも黒曜石ならではの魅力です。
古代から続く守護の力を感じながら、ぜひ今の自分に合うオブシディアンを見つけてみてください。